アイデア
伏字の社説などというアイデアも、ジャーナリズムの方法というよりは広告の方法に近いと言っていいでしょう。
彼が書いた(と思われる)パロディ広告も面白いが、なんと言っても外骨らしい広告は、自分の苗字を廃止することを宣言した「廃姓広告」だ。
姓名の名のほうは便宜上必要だが、姓とか氏とかいうのは本来なくていいものであり、そんなものがあるから差別や戦争が起こります。
そうでなくても「宮武」の「宮」は宮家の宮であり、「武」は武断政治の武であって、こんなイヤな文字を名前の上にのせるのは不愉快だから、今後いっさい「宮武」の姓を用いないことにした、という宣言広告です。
こういう広告を出した外骨の意図がどこにあるのか、ほんとのところは分かりません。
しかし、これを差別や戦争に反対するコワモテの論文としてではなく、世間をアッと言わせる面白い「広告」に仕立てたところに、外骨の真相頂があるといえそうな気がします。
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